現場の課題を想定した導入・改善ガイドです。特定企業の導入実績や、効果を保証するものではありません。
まず押さえたいこと
- ウェーブは注文をまとめて流す単位です。ピッキング能力だけでなく梱包と出荷の空きに合わせて投入します。
- ピッキングの稼働率を最大化すると、梱包の待ちが増える場合があります。工程単独の稼働より注文全体の通過時間を優先します。
どのような現場の課題か
午前中に大量の指示を出すと、梱包前へ仕掛品が集中します。緊急注文を後から割り込ませるたびに、通常注文の完了見込みも崩れます。
業務とシステムの設計ポイント
締め時刻と工程能力から投入量を決め、梱包待ちの上限を設けます。着手済み注文と未着手注文を区別し、優先度変更は可能な範囲だけへ反映します。
導入前に揃えるデータ
| 整理する観点 | 必要な情報 |
|---|---|
| 識別・前提条件 | 注文締め・工程別の能力 |
| 処理・照合 | 仕掛数・待ち容器・完了見込み |
| 追跡・判断 | ウェーブID・投入量・割込理由 |
小さく試すための検証方法
ピーク受注と設備停止の条件で、投入を減らした際の回復を試します。緊急注文が通常注文を無期限に押し下げないか確認します。
運用で失敗を防ぐには
ピッキングの稼働率を最大化すると、梱包の待ちが増える場合があります。工程単独の稼働より注文全体の通過時間を優先します。
効果を何で測るか
仕掛数量、梱包待ち時間、出荷遵守率、ウェーブ完了時刻のずれを確認します。
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