現場の課題を想定した導入・改善ガイドです。特定企業の導入実績や、効果を保証するものではありません。
まず押さえたいこと
- DPSは取り出す場所を案内できますが、完了ボタンを押しただけで数量が正しいとは限りません。
- 表示器の反応を速くしても、作業者が数量を読む時間は残ります。作業姿勢やボタン位置も、画面の設計と同じように評価します。
どのような現場の課題か
取り出す前に完了を押す、隣のボタンを押す、複数個の指示を1個として処理するなど、操作と現物がずれるケースがあります。
業務とシステムの設計ポイント
表示数量、取り出し、完了の順序を作業手順へ落とし込みます。高リスク商品はバーコードや重量で補助確認し、取消操作では在庫と指示数量の両方を戻す設計にします。
導入前に揃えるデータ
| 整理する観点 | 必要な情報 |
|---|---|
| 識別・前提条件 | 指示数量・棚ID・作業ID |
| 処理・照合 | 点灯・完了・取消の時刻 |
| 追跡・判断 | 確認方法・エラー区分・再作業 |
小さく試すための検証方法
隣接棚、同時点灯、途中中断を含む操作を試します。表示器が故障した場合に未完了の注文を特定できるか確認します。
運用で失敗を防ぐには
表示器の反応を速くしても、作業者が数量を読む時間は残ります。作業姿勢やボタン位置も、画面の設計と同じように評価します。
効果を何で測るか
誤ピック率、完了取消率、数量差異、表示器故障時の復旧時間を記録します。
記事一覧に戻る