現場の課題を想定した導入・改善ガイドです。特定企業の導入実績や、効果を保証するものではありません。
まず押さえたいこと
- WMSの権限は画面単位だけでなく、荷主・拠点・操作内容の組み合わせで定義します。
- 画面のボタンを隠すだけでは操作を禁止できません。サーバー側で権限を検証し、バッチ処理の実行権限も確認します。
どのような現場の課題か
共用アカウントで在庫訂正や出荷取消が行われると、誰が判断したか分かりません。閲覧を許したつもりでも、APIから更新できる場合があります。
業務とシステムの設計ポイント
日常作業、訂正、承認、マスタ変更を分離し、個人を識別できる操作履歴を残します。異動や契約終了時の権限削除と、臨時権限の期限も運用へ組み込みます。
導入前に揃えるデータ
| 整理する観点 | 必要な情報 |
|---|---|
| 識別・前提条件 | ユーザー・役割・対象範囲 |
| 処理・照合 | 操作種別・承認要否 |
| 追跡・判断 | 付与理由・期限・操作履歴 |
小さく試すための検証方法
権限の異なる利用者で同じ画面とAPIを試します。直接URLや他拠点のIDを指定しても、対象外データへ触れないか確認します。
運用で失敗を防ぐには
画面のボタンを隠すだけでは操作を禁止できません。サーバー側で権限を検証し、バッチ処理の実行権限も確認します。
効果を何で測るか
権限外操作の拒否、不要アカウント残存、承認の迂回、権限見直しの完了率を追います。
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